VDT症候群
VDT症候群とは
パソコンなど、画面のついたデジタル機器の使用に伴って起こる不快な症状を、まとめて「VDT症候群」(VDT:Visual Display Terminal)といいます。その代表的なものが、パソコン作業に伴う症状です。目の疲れやドライアイをはじめ、キーボードを打ち続けることによる「腱鞘炎」や、同じ姿勢をとり続けることによる[肩こり」、「腰痛」もみられます。パソコン自体は改良されつつありますが、作業時間が長くなっているためか、なかなか解消されないようです。また、スマートフォンを利用する場合、スマートフォンの画面は小さいうえに、走行中の電車内などで使う人も多いため、目への負担はかなり大きいといえます。VDT作業時の姿勢やディスプレイの位置も大事です。姿勢は背中をまっすぐにし、猫背にしないこと。またディスプレイの位置は眼の高さよりやや下方がよいでしょう。